家の中の有害物質

松井修三氏は、閉じる.開くの簡単な動作だけで、理に適った蓄冷や保冷に成功し、省エネルギーで感動的な涼しさを毎日味わうことができるようになると主張しておられるが、あまりにも短絡的で、データに裏打ちされたものが見えてこない。更に「ダイオキシンが原因で死んだ人は一人もいない。(家の)性能に問題があって死ぬ人は、毎年千人をはるかに超えている。家の中には塩ビ製品よりはるかに有害で恐いものがたくさんある」と主張し、他方では「カビ・ダニが原因でアレルギーを起こし、健康障害に苦しんでいる人は無数にいる」とも指摘している。昔から当たり前のように言われている安全な方法は改めて確認しましょう。その他の不動産に関する情報は、←こちらのサイトからたくさん見られます。これらの主張には納得がいかない。寧ろ憤りさえ感じる。水俣病や神通川のイタイイタイ病を代表とする公害病は、全て化学物質によって発症したものであり、これらの化学物質によって即死状態に至ったわけではない。長い間、食物を通して体内に蓄積され発症したものである。患者の方にとっての苦しみは即死以上のもので、カビやダニによるアレルギー症のみが健康障害だとする考え方、更には、リサイクル、ダイオキシンやホルモンかく乱物質対策などの運動に傾注して、現実の家造りを疎かにしてはならない、と主張している氏の考え方には、恐ろしさを感じる。仮に、ソーラーサーキットがダニやカビをなくした住宅であったとしても、ほかにも、これらを解消した住宅は数多く存在する中で、鬼の首をとったような表現は許しがたい。

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